高松市で明治時代から続く伝統の遠泳大会が開かれ、日ざしが照りつける中、参加した人たちはおよそ2キロの距離を泳ぎ切りました。
遠泳大会は健康増進などを目的に高松市水泳協会などが明治37年からほぼ毎年、この時期に開いています。30日は、小学生から70代までの男女あわせて25人が参加し、まず高松港近くの大的場海岸で、準備体操を行って体をほぐしました。このあと、参加者は、およそ2キロ離れた香東川の河口に移動し、ゴール地点の海岸を目指して海の中に入っていきました。
夏の日ざしが照りつける中、参加者は、列になってゆっくりと泳いでいき、時折、船で先導する水泳協会の会員に鼓舞されながら、海岸を目指しました。そして、50分ほどでほとんどの参加者がゴールし、海から浜辺にあがると、ほっとした表情で笑顔を見せていました。参加した50代の男性は「海の中が冷たかったので気持ちよく泳ぐことができました」と話していました。また、水泳部に所属する高校生は「波が強くて、途中、水を飲んでしまい、しんどかったですが、泳ぎ切ることができてよかったです」と話していました。
明治から続く遠泳大会 小学生~70代が参加 約2キロ泳ぐ 高松
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高松市で明治時代から続く伝統の遠泳大会が開かれ、日ざしが照りつける中、参加した人たちはおよそ2キロの距離を泳ぎ切りました。
遠泳大会は健康増進などを目的に高松市水泳協会などが明治37年からほぼ毎年、この時期に開いています。30日は、小学生から70代までの男女あわせて25人が参加し、まず高松港近くの大的場海岸で、準備体操を行って体をほぐしました。このあと、参加者は、およそ2キロ離れた香東川の河口に移動し、ゴール地点の海岸を目指して海の中に入っていきました。
夏の日ざしが照りつける中、参加者は、列になってゆっくりと泳いでいき、時折、船で先導する水泳協会の会員に鼓舞されながら、海岸を目指しました。そして、50分ほどでほとんどの参加者がゴールし、海から浜辺にあがると、ほっとした表情で笑顔を見せていました。参加した50代の男性は「海の中が冷たかったので気持ちよく泳ぐことができました」と話していました。また、水泳部に所属する高校生は「波が強くて、途中、水を飲んでしまい、しんどかったですが、泳ぎ切ることができてよかったです」と話していました。